□1月23456789101112もみまきかり取りかり取り種まき種まき耕うん田植え稲かり乾燥もみすり(稲)(イタリアンライグラス)(イタリアンライグラス)(ソルゴー スーダングラス)池内さんの飼料作物栽培 飼料作物をかった後は,田植えの準備をします。たい肥を入れて,田を耕します。6月初めの田植えが終わるまで,いろいろな作業が続きます。「田植えが終わると,もう1年の仕事のほとんどが終わったような気持ちになるよ。それほど,いそがしい日が続くんだよ。」と教えてくれました。 池内さんの家では,7ヘクタールの耕地で,米と飼料作物をつくっています。イタリアンライグラス,ソルゴーなどの飼料作物を育てるためには,7ヘクタールの耕地だけでは十分ではないため,他の農家から15ヘクタールの田を借りて,飼料作物をつくっているのです。 たくさんの牛をかうためには,えさ代をはじめ,牛を育てる費用をできるだけ安くすることが大切です。 外国から輸入されたトウモロコシなどの原料でつくった栄養価の高い配合飼料も牛にあたえますが,そればかりにたよることはできません。仕事の面では楽ですが,費用がかかりすぎることになるからです。そのため,自分の家で,できるだけたくさんのえさをつくる工夫をしています。 飼料作物のかり取りなど,これらの作業を少しでも楽にするために,たくさんの機械が必要です。池内さんの牛舎の前には,トラクターやロールベーラーなどの大型機械がならんでいました。②安い費用で牛を育てるためにこうちげんりょうひようひようはいごうしりょうひ
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