おかやまの農林水産業 令和7年度版
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□機械化された農作業カントリーエレベーター(JA岡山) カントリーエレベーター・米をもみのまま乾燥し貯蔵し ておいて,出荷するときにも みすりをする施設です。・もみのままで貯蔵すると米を おいしく保存することができ ます。かんそう米づくりの今と昔昔田植え稲かり今手で植える(1人1日 約7a)田植え機(1人1日 約60a)かまでかる(1人1日 約5a)コンバイン(1人1日 約50a) 機械化によって,仕事のはやさはどのように変わっていったのでしょう。 田植えや稲かりは,近所の農家と協力して,おおぜいの人たちで作業をしなければなりませんでした。今は機械のおかげで,家族だけで作業ができるようになりました。 しかし,機械に費用がかかるので,機械の有効な利用を考えないといけなくなりました。そこで,宗像さんは,人手が少ない農家やお年寄りだけの農家の水田も借りて米を作っています。広い土地で機械を使い,機械が使われない時間を短くする工夫といえるでしょう。 また,JA岡山(岡山市農協)やJA晴れの国岡山(晴れの国岡山農協)では,カントリーエレベーターやライスセンターをつくって,大型の乾燥機やもみすり機を共同で利用できるようにしています。しせつほぞんちょぞうジェイエイひようりようもくじへ農林水産物ニュース辞典リンク集

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