□土づくり 作物(植物)を育てるためには,チッソ(主に作物の生長に役立つ),リン酸(主に細胞を増やす),カリ(主に養分を運ぶ)などが必要です。化学肥料だけにたよっていると,適当に水分をたくわえる働きや,作物をじょうぶに育てるための物質が不足してきます。そのため,家畜のふん,稲わら,野や山の落ち葉や草などを積み重ねてくさらせたたい肥をつくって田や畑に入れます。このことを土づくりといいます。たい肥づくりは,むかしはさかんにおこなわれていましたが,最近ではこの大切なことがおろそかにされるようになりました。米づくりの1年間の仕事ます。そのための効果的な農薬もできています。また,病害虫から稲を守るために,防除をしたり,稲の生長にあわせて,田に水を入れ抜いたりする仕事もあります。むかしから,米づくりには「米」の字のとおり,八十八回手がかかるといわれ,たくさんの仕事があります。 さいぼうてきとうはたらぶっしつかちくだっこく秋ウンカ防除かり取り整地・種まき落水中干し一斉防除耕うん間断灌水かんだんかんすい水の管理種子消毒土づくり除草剤散布じょそうざいさんぷ乾燥調せい米づくりのしごと米づくりのしごと8月4月〜12月9月10月5月6月11月トラクターで耕したい肥を入れる病害虫を防ぐ7月施肥せひらくすいぼうじょ
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