イノシシ食して減らす/猟師が伝えるジビエ料理/JA阿新がレシピ集作成 /JA阿新

猟師が伝える料理をまとめたレシピ集
猟師が伝える料理をまとめたレシピ集

岡山県新見市のJA阿新は、田畑を荒らすイノシシをおいしく食して減らそうと、「猟師直伝ジビエ料理」レシピ集を作成しました。家庭で手軽に調理できる肉料理を地元の猟師が提案。鳥獣害が深刻な農業の現状に目を向けてもらい、地域ぐるみの被害防止対策につなげたい考えです。19、20の両日に開くJAまつりで試食販売と併せて配布します。

市内では年間約750頭が捕獲され、猟師は個体数を減らすことで被害防止に貢献しています。だが、そのうち食肉利用はわずかで、捕獲したイノシシの処分に苦慮しています。肉に対する「臭い・堅い」といったイメージもあり、調理法や食べ方を紹介することで、食材としての魅力を掘り起こします。

レシピ集は、JAの広報誌で連載した料理14品を冊子にまとめました。新見市鳥獣被害防止対策協議会と新見地区猟友会が監修・協力。定番料理のほか、読者から反響があった「こどもピーマン」の肉詰めや米粉パンを使ったハンバーガーなど、地域の特色を生かした創作料理や加工品も掲載しています。

料理の発案・試作などで協力した猟友会の長尾一三さん(69)は「農業を守っている猟師の役割やイノシシ肉が幅広い料理で使えることを知ってもらい、鳥獣害対策に一石を投じたい」と期待を寄せています。

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