岡山のモモ、台湾へ/JA岡山西

輸出用のモモを選果選別する秋山組合長(右)
輸出用のモモを選果選別する秋山組合長(右)

JA岡山西管内の総社もも生産組合は8月4日、モモの台湾輸出を開始しました。輸出したモモは「おかやま夢白桃」「白麗」「白桃」で初日には128 キロを出荷。続けて8月5日にも「おかやま夢白桃」「白麗」を計222キロ出荷しました。上品で綺麗に仕上がったモモを選果技術員が丁寧に台湾輸出専用化 粧箱に箱詰めしました。本年は開花期から乾燥が続いたり、ゲリラ的な降雨など栽培には悩まされたが成熟期に好天に恵まれたことで、糖度は高く食味も非常に 良いという。

台湾では岡山県産のモモの人気は高く、高級贈答品として高値で販売されていますが日本で発生しているモモシンクイガの侵入防止とし て寄主植物であるモモ、リンゴやナシ等の生果実を平成18年に輸入禁止としました。しかしほぼ同時期に検疫条件付きで輸入を解禁しています。検疫条件をク リアするために、農林水産省が制定した「台湾向け生果実検疫要領」に基づき、JAと生産組合は生産園地(43園)、選果こん包施設(JA岡山西吉備路東部 検査場)及び選果技術員(生産者4名)の登録等を行い、モモシンクイガを侵入させないための防除体系を指導するとともにトラップの設置をするなどの対策も 実施してきました。

総社もも生産組合は、「日本一のモモ作りと高収益、経営安定」を目的に昭和43年に組織され、総社市街から北へ約2キロ離れた南向 きのなだらかな丘陵地で排水も良好なモモの適地で栽培しています。組合員戸数は7戸、栽培面積は約8.5ヘクタールと小規模な産地ですが1戸当たりの平均 栽培面積は約1.2ヘクタールで本格的な栽培者で形成されていることが特色。また、平均年齢は48.5歳と若く非常に活力溢れる産地です。新たな販路の創 出として、昨年より県やJAグループと連携して台湾輸出をスタートした。秋山陽太郎組合長(33)は、「出荷時も通常以上の労力が必要で大変だが、少しず つでも継続して出荷拡大につなげたい。輸出に限ったことではないが、高品質で美味しいモモの生産出荷に全力を注ぎ、総社のモモの良さを知ってほしい」と自 信と抱負を示しました。今年は、9月上旬頃までスポット的に数回の輸出となる見込みです。

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